「Panasonicの新しい洗濯機に買い替えたいけれど、モデル間の違いがわからない!」
と思っている人は多いと思います。
本記事では、NA-LX129DL/RとNA-LX125DL/Rの2つの違いについて機能面などから徹底比較し、どちらを選ぶべきかについて解説していきます。
NA-LX129DL/RとNA-LX125DL/Rの違い
NA-LX129DとNA-LX125Dの主な違いは以下の通り。
比較項目 | NA-LX129DL/R | NA-LX125DL/R |
イメージ画像 (引用:panasonic公式) | ||
ナノイーX機能 | あり(消臭・除菌、ウイルス・花粉抑制) | なし |
温水機能 | あり | なし |
乾燥方式 | ふんわりジェット乾燥 | ジェット乾燥 |
コース | タオル専用コース ダニバスターコース 化繊60分コース 汚れはがしコース シワ取り消臭コース | タオルコース 化繊60分コース |
操作パネル | カラータッチパネル | ホワイト液晶パネル |
スマホで洗濯 | あり | なし |
本体カラーの選択肢 | サンドグレージュ、マットホワイト | マットホワイトのみ |
最大消費電力 | 1,190W | 850W |
実売価格 | 397,980円 | 318,780円 |
ナノイーX機能の有無
NA-LX129DとNA-LX125Dの違いの一つはこのナノイーX機能の有無。
ナノイーXはドライヤー等にも利用されていますが、以下の効果があります。
ナノイー・ナノイーXの効果は、数々の調査機関で実証されています。
菌・ウイルス、カビ、PM2.5、花粉、アレル物質、ニオイ、美肌・美髪に効果を発揮します。https://panasonic.jp/nanoe/effect.html
簡単に言うと、ナノイーXは水分に包まれた非常に微細なイオン(直径5〜20 nm)で構成されており、洗濯機においてはこのイオンが繊維や洗濯槽内の隅々にまで入り込み、菌やニオイの元に吸着してその働きを抑制する、という機能です。
また、洗濯機で一番の悩みといっても過言ではないのが洗濯槽のカビ。
何年か使っていると洗濯槽の裏に掃除できないカビがどうしてもついてきてしまいますよね。
NA-LX129Dは、ナノイーX槽カビ菌除菌機能を搭載していますので、他の機種に比べて黒カビや細菌の繁殖を防ぐことが可能。
NA-LX125Dの自動槽乾燥機能は、水分を蒸発させるだけなので、乾燥機としてのカビ菌の抑制効果は一定量あります。
温水機能の有無
NA-LX129Dは温水機能を有しています。
温水は汚れ落としや除菌に効果があり、専用ヒーターで温めるため、上位機種にのみ搭載されている機能。
温水機能の詳細については以下の記事を参考にしてください。
乾燥機能の違い
乾燥方式は、NA-LX129Dが「ふんわりジェット乾燥」、NA-LX125Dは「ジェット乾燥」となっています。
「ふんわり」のある無しの違いですが、具体的に何が違うかというと、乾燥の際に送られる風の範囲がワイドかどうかで決まります。
ワイドの方が「ふんわり」となっていて、服を洗濯槽の中で動かしながら、広い範囲で風を当てるため乾きやすくシワになりにくいというメリットがあります。
コースの違い
洗濯コースについても色々と異なります。(※タオル専用コースとタオルコースは名前が違うだけで性能は同じ)
以下、NA-LX129DにあってNA-LX125Dにないコースです。
- ダニバスターコース
- 汚れはがしコース
- シワ取り消臭コース
ダニバスターコース
ダニバスターコースは乾燥前に、高温の温風を当てたうえでダニのふんや死骸を洗い流すというコース。
129Dはナノイー搭載という面もありますし、清潔にしたいというニーズに応えてくれる機種です。
汚れはがしコース
トリプル自動投入の3つ目に専用洗剤「極ラク汚れはがし」を入れる事でできるコース。
この洗剤を使って洗濯前に汚れを落ちやすい成分に分解するというコース。
詳細は以下の記事で記載しています。
シワ取り消臭コース
NA-129Dは「シワ取り・消臭コース」+柔軟剤の香りつけが可能となっています。
何度も洗濯したくないおしゃれ着などのシワを取れる機能で、かつ洗濯した後のように柔軟剤の匂いもつけられるという機能です。
詳細は以下で解説しています。
操作パネルの違い
NA-LX129Dのカラータッチパネルは、やっぱりなんといっても見た目が良いのと、タッチパネルを直接タップして操作ができるので楽に操作ができます。
一方、NA-LX125Dはホワイト液晶パネルで、操作自体は物理ボタンで操作します。
物理ボタンの方が好き、という方も居ると思うので、こちらは好みですね。
スマホで洗濯の有無
NA-LX129Dはスマホアプリから遠隔で洗濯機の操作ができる機種ですが、NA-LX125Dはありません。
仕事で家にいる機会が少ない、といった場合は、遠隔での操作ができる方が便利ですね。
ただ、洗濯を始める時は家にいるという事も多いでしょうから、必須かというと微妙なラインかなと個人的には思います。
デザインの違い
NA-LX129Dと125Dは、大きさ、寸法については同じですが、カラー展開が違います。
129Dと125Dどちらにもあるのは白の「マットホワイト」。一方129Dのみにあるのが「サンドグレージュ」です。
洗濯機は白が一番人気ですが、部屋の雰囲気等で白ではないのが良い人も居ると思いますので、こちらも好みで選んで良いでしょう。
値段の違い
2機種の大きな違いの一つがこの「値段」。
NA-LX-129Dは397,980円、NA-LX-125Dが318,780円と約8万円の差があります。
主にはナノイーXの有無と温水機能、カラータッチパネルの有無の違いですね。
また初期コストだけでなく、最大消費電力の違いからランニングコストも違いがあります。
大きくは温水機能を利用するか否か。専用ヒーターで水温を上げることでやや電気代がかかります。
NA-LX129DとNA-LX125Dはどっちがおすすめ?
結局どっちがイイの?という点については以下の通り。
洗濯の質にこだわりたい人はNA-LX129D
129Dの最大の特徴はナノイーXの有無、温水機能の有無です。
洗濯物だけでなく、洗濯槽についてもこの辺りの機能が良い効果を発揮するので、臭いや汚れを抑えるほか、洗濯槽のカビが125Dに比べて抑止できるというメリットがあります。
洗濯物を清潔に保ち、さらに長い期間洗濯機を使いたいという人におすすめです。
コストを抑えたい人はNA-LX125D
NA-LX125Dも通常の洗濯乾燥機と比較して十分すぎる機能は搭載されています。
さらにコストも129Dと比べるとお買い得。ランニングコストも比較的安いというメリットがあります。
129Dに搭載されている機能の一部が使えないというデメリットがありますが、これらの機能が不要という方にとってはコスパ最強の機種がNA-LX125Dです。
まとめ
NA-LX129DとNA-LX125Dについて比較しました。
フラッグシップモデルで最新機能のメリットを最大限に享受したい人はNA-LX129D、多機能性とコストのいいとこどりをしたい人はNA-LX125Dがおすすめです。