PR

ヒートポンプ式とヒーター式の違いとは?乾燥の方法とメリットデメリットを解説!

「乾燥機の種類で、ヒートポンプ式とヒーター式ってあるけど何が違うの?」

両者の違いはなんとなく知っているけれど、具体的なメリット・デメリットまでは分からないという方も多いのではないでしょうか。

実は、それぞれの方式に異なる乾燥メカニズムがあり、その選び方にはポイントがあります。

この記事では、ヒートポンプ式とヒーター式の乾燥方法の違いと、そのメリット・デメリットをわかりやすく解説します。

ヒートポンプ式とヒーター式の乾燥方式の違い

ヒートポンプ式とヒーター式の乾燥機は一見同じように見えるかもしれませんが、乾燥の仕組みが大きく異なります。

違いを理解することで、どちらの乾燥方式が自分に合っているかがわかるようになります。

ヒートポンプ式の乾燥方法とは?

ヒートポンプ式乾燥機は、低温で乾燥させるのが特徴の方式。

冷媒を使用して空気を暖め、同時に湿った空気を冷却し、水分を取り除きながら乾燥を行います。

このプロセスで外気を取り込まず、内部の空気を循環させるため、エネルギー消費が抑えられます。

夏の暑い日にエアコンをつけると部屋がサラッとしますよね?あの感じで衣類を乾燥させるといえばイメージできるのでは無いでしょうか。

なので、ヒートポンプ式は省エネで衣類にも優しい方式といえます。

パナソニックで言うと、ヒートポンプ式を使った機種の最新機種はNA-LX129DとNA-LX127D、NA-LX125Dがあります。

ヒーター式の乾燥方法とは?

ヒーター式乾燥機は高温で乾燥させるのが特徴です。

電熱ヒーターを使って高温の空気を作り出し、衣類を乾燥させます。

イメージとしては、冬の朝、寒い部屋を暖めるためにストーブをつけると、部屋がすぐに暖まる感じです。

高温で温めるため、ヒーター式乾燥機は短時間で乾燥を完了させられますが、その反面、消費電力が高く、ヒートポンプ式に比べると衣類にダメージを与えるリスクは多少上がります。

パナソニックでヒーター式を採用しているのはCubleシリーズです。

ヒートポンプ式のメリットとデメリット

以下、ヒートポンプ式のメリットとデメリットをまとめています。

ヒートポンプ式のメリット

  • 省エネ性能が高い
  • 衣類へのダメージが少ない
  • 静音性が高い

省エネ性能が高い

ヒートポンプ式は、空気中の熱を利用して乾燥するため、消費電力が少なく済みます。

ヒートポンプ式の方が機種価格は高い傾向にありますが、毎月の電気代が節約できるので十分費用対効果は高いです。

衣類へのダメージが少ない

低温乾燥なので、衣類の繊維を傷めにくく、縮みや色落ちを防ぎます。

毎日洗濯することを考えると、大切なセーターや子供の洋服も安心して乾燥させられるというメリットは大きいですよね。

静音性が高い

ヒートポンプ式はヒーター式に比べて静かに動作します。

静音性については機種によって差はありますが、同じメーカーの同時期リリースのものであれば、基本的にはヒートポンプ式の方が静音性は高いです。

ヒートポンプ式のデメリット

  • 初期コストが高い
  • 乾燥時間が長い場合がある

初期コストが高い

ヒートポンプ式はヒーター式に比べて購入時の価格が高めです。

ただ長い目で見れば、電気代の節約で回収できる投資と考えればお得とも言えます。

乾燥時間が長い場合がある

低温で乾燥するため、ヒーター式より時間がかかることがあります。

急いでいるときには不向きかもしれませんが、時間に余裕がある時や平日に乾燥させたまま外出するような方であれば気にならないかと思います。

ヒーター式のメリットとデメリット

次にヒーター式のメリットとデメリットを記載します。

ヒーター式のメリット

  • 初期コストが安い
  • 短時間で乾燥可能

初期コストが安い

ヒーター式はシンプルな構造で、比較的手頃な価格です。

まずはコストを抑えて乾燥機を導入したい!という方にはぴったりです。

短時間で乾燥可能

高温での乾燥により、短時間で衣類を乾かせます。

洗濯物が多く1日複数回洗濯乾燥させたいという家庭にはありがたいですよね。

ヒーター式のデメリット

  • 消費電力が高い
  • 衣類へのダメージが大きい

消費電力が高い

高温乾燥で一気に温度を上げるため、ヒートポンプ式に比べて電気代がかかります。

1日に乾燥させる回数や、メーカーの機種にもよるので一概にいままでよりも電気代が上がる、ということは無いですが。

衣類へのダメージが大きい

高温で乾燥するため、ヒートポンプ式に比べると繊維を傷めやすく、縮みや色落ちのリスクがあります。

こちらも、あくまでもヒートポンプと比べると、ということですぐに傷むという訳ではなく、また機種差もあります。

どちらを選ぶべき?ユーザーのニーズ別おすすめ

エコ志向の方へおすすめは?

「電気代を節約したい」「環境に優しい選択をしたい」という方には、ヒートポンプ式が最適です。

例えば、省エネや節約を意識して生活している方や、長期的なランニングコストを重視する方にはぴったりです。

服にも優しい乾燥方式なので、長い目で見れば服の買い替え回数も減るかもしれません。

コスト重視の方へおすすめは?

「初期費用を抑えたい」「早く乾かしたい」という方には、ヒーター式が向いています。

特に、頻繁に乾燥機を使う家庭や、急ぎで乾かしたいシーンが多い方におすすめです。

まとめ

ヒートポンプ式とヒーター式、それぞれのメリットとデメリットについて解説しました。

メリットとデメリットを知った上で、自分のライフスタイルに合った乾燥機を選びましょう。

タイトルとURLをコピーしました