Panasonicのドラム式洗濯乾燥機を選ぶ際に、「NA-LX129D」と「NA-VG2900」(Cuble)のどちらを選べばよいか迷っている方も多いのではないでしょうか?
どちらもパナソニックの人気モデルですが、それぞれに異なる特徴があります。
高価な買い物ですから、できるだけ後悔したくないですよね。
今回は、両モデルの違いを徹底比較し、どちらがよりおすすめかを記載していきます。
NA-LX129DとNA-VG2900の違い
NA-LX129DとNA-VG2900の主な違いは以下の通り。
特徴・項目 | NA-LX129D | NA-VG2900 |
イメージ画像 (引用:panasonic公式) | ||
サイズ | 高さ1,050 mm x 幅639 mm x 奥行722 mm | 高さ998 mm x 幅600 mm x 奥行665 mm |
デザイン | 白、サンドグレージュの2色展開 | Cubleデザイン 黒のみ |
乾燥方式 | はやふわ乾燥 ヒートポンプ式(低温乾燥でエネルギー効率が高い) | 低温風パワフル乾燥 ヒーター式(高温乾燥でしっかり乾くが電気代が高い) |
ナノイーX | ナノイーX槽カビ菌除菌 | ナノイーX対応 |
自動投入機能 | 液体洗剤・柔軟剤の自動投入 | 液体洗剤・柔軟剤の自動投入 |
スマート機能 | スマホで操作、洗濯進捗の通知が可能 | スマホで操作、洗濯進捗の通知が可能 |
エネルギー効率 | 高(電気代はヒーター式の約1/3) | 低(電気代が高い) |
衣類へのダメージ | 少ない(60℃で乾燥、衣類を傷めにくい) | 大きい(80℃で乾燥、衣類が縮みやすい) |
初期コスト | 約39万円〜 | 約40万?(オープン価格) |
ランニングコスト | 低い(長期的にはコスト削減可能) | 高い(頻繁に使用する場合はコスト増加) |
適した利用シーン | 乾燥機能を毎回使いたい場合 省エネを重視する場合 | 部屋の景観を損ねたくない場合 コンパクトに収めたい場合 |
サイズとデザインの違い
NA-LX129DとNA-VG2900のサイズは大きな違いの一つ。
NA-LX129Dは一般的なドラム式洗濯乾燥機のサイズで、幅が広く、奥行きも大きめ。
洗面所の幅によっては、そもそも置けない、という家庭もあるかと思います。
ただその分容量が大きく、洗濯物が多い家庭には最適。
一方、NA-VG2900はCubleと呼ばれる四角いデザインで、洗面台などの狭いスペースにもフィットするコンパクトな設計で人気。
とはいうものの、実は扉を開けた時の奥行きサイズはほとんど同じ。NA-LX129Dは1215mmに対してVG2900は1217mm。
扉を閉めている時の奥行きはNA-LX129Dの方が大きいですが実際に使う際のことを考えるとどちらでも良いかなというのが所感です。
デザインの違い
デザイン面では、白と黒の違いがあります。(NA-LX129Dはサンドグレージュもあり)
黒が好きな人はVG2900。それ以外が好きな人はNA-LX129D。で選んで良いでしょう。
またVG2900はCubleデザインなのでスタイリッシュな部屋にも調和しやすいのが特徴です。
白が良い!という人はNA-LX129Dという選択になりますが、一つ下のグレードのNA-LX127Dも良いです。
機能はあまり変わらず5万円程度安く買えるのが特徴。以下で詳細を比較しています。
乾燥機能の違い
乾燥方式の違いも、両モデルの大きな特徴です。
NA-LX129Dはヒートポンプ式を採用しており、低温で乾燥させるため、衣類へのダメージが少なく、エネルギー効率が高いのが魅力です。
対して、NA-VG2900のヒーター式は高温で素早く乾燥させるため、タオルなどの厚手の布類をしっかり乾かしたい場合に向いています。
ただ、ヒーター式は排気をしながら乾燥するため、周囲は暑くなりにくいのですが湿気は出るので、換気が必要となります。窓のある換気のしやすい部屋に向いてますね。
価格とコストパフォーマンス
NA-LX129Dは高性能な乾燥機能を備えているため、初期コストは高いものの、ランニングコストが低いことから、長期的に見てコストパフォーマンスが良い選択肢です。
一方、NA-VG2900も初期コストは比較的高めで、かつランニングコストもやや高めですが、それを補って余りあるほどの「美しさ」がCubleの魅力。
NA-LX129DとNA-VG2900はどっちがおすすめ?
両モデルの特徴を総合的に考えると、洗濯機に求める機能やデザインによっておすすめのモデルが変わります。
デザインやコンパクトさを求める人はNA-VG2900
NA-VG2900はとにかくそのデザインの美しさが魅力。洗濯機ながら黒でシャープなデザインが部屋の高級感を演出してくれます。
洗濯機能としてはトリプル自動投入やスマホ連携も搭載しており、NA-LX129Dと遜色ありません。(一部汚れはがしコースに違いあり)
乾燥機能についてはヒーター式となりますが、そこまで部屋は暑くならないので気にしなくても良いでしょう。
洗濯・乾燥機能で選ぶならNA-LX129D
NA-LX129Dは専用洗剤での「汚れはがし機能」に対応していたり、ヒートポンプを用いた衣類に優しい乾燥機能を搭載しているので、洗濯や乾燥機能で比較するならNA-LX129Dが最適。
またヒートポンプ方式の方が1回あたりの電気代も安く、コスパにも優れています。
サイズはやや大きめですが、ファミリー向けで置けるならこちらの機種がおすすめです。
まとめ
NA-LX129DとVG2900の違いについて記載しました。
どちらも2024年10月発売の最新モデルのため、機能的にはどちらも申し分ない機種です。
自分のライフスタイルに合った洗濯乾燥機を選び、快適な洗濯ライフを楽しんでください。